PASのブログ

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à la carte アーティストインタビュー yamauchi編

ソロギターオムニバスシリーズ第2弾

a la carte ~NGFP2

昨年発表し、好評を博しました Next Generetions Finger Pickers。 プロアマ問わず、全国で活躍している フィンガーピッカー達をご紹介する オムニバスアルバムでした。 2019年、第二弾として発表する このアルバムは、 à la carte (アラカルト) と命名しました。

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今日からは、参加アーティストのインタビューを連載します。 今回は、9曲目に収録されているyamauchiさんへのインタビューです。

yamauchiさん、今回の曲は非常にメカニカルに作られているように解釈したんですが、まずは、yamauchiさんの作曲のやり方というかメソッドがあれば教えてください。

ありがとうございます😊 はい、ソロギター・インストゥルメンタルの曲を作ったのは初めてです。 今回はイントロ/アウトロの6連符が上下しながら登っていく部分と、中のストロークが中心になる部分があるんですが、メカニカルに感じられたのは連符の部分についてですね。

そうですね! アルペジオなんですけど、響きが独特で、とても印象に残りますね。

アルペジオは2バートありまして、はじめの上下しながら登っていく6連符と、ストローク前の5連(2+3)になるように作りました。

はじめに考えたのは、まず曲の作り方も何も分からなかったので、何か1つでも聴いてる方々に印象に残せそうなことがないかなあと思った時に、ソロギターは一音一音をちゃんとした“音楽的な音”として重視している気がしたので、その逆を出してあげれば良くも悪くも目立つかなと考えました。 それに煌びやかな感じを出してあげたかったので、ウインドオーケストラのフルートやクラリネット木管のような曲に厚みを与えるような裏の動きをやりたいなあと思ってこれになりました。 音が多少汚くなっても(元々綺麗な音は出せないので)、質より量でインパクトがあればいいかと考えて、連符を沢山出していこうと考えていきました。 その次に、わかりやすいフレーズとして、ストロークを入れてあげて骨格ができたのですが、いかんせん連符が弾けなかったので笑、練習した中のフレーズがそのまま使えそうだったので、頭と後ろに置いてあげた形になっていきました。

量でインパクトを稼ぐというのは面白い発想ですね(笑) リフレインさせることで印象を強めるというのは一般的に行われているので成功しているのだと思いますよ。 ウインドオーケストラというキーワードがありましたが、元々はオーケストラなどに所属されていたのですか?

吹奏楽を中高で吹奏楽部に所属していました。 連符の動きはスコアの中での木管のものがいつもイメージにあります。 特にラッパ🎺(トランペット)を吹いていて木管はできないなあと、木管楽器に興味を持っていたことと、金管楽器は唇がくたびれて早めに練習を切り上げるのですが、放課後まで永遠と吹き続ける同級生はすごいなぁといつも感じていました。 今回の練習でみっちり左も右も指を動かしたので、彼らのように志高く(笑) 弾けてきたかなあと思います。

練習方法に何か秘訣があるのですか?

連符の練習の仕方は、パーカッションのルーディメンツをそのまま取り入れた感じでした。 エレキギターみたいに速いのですが、左の動きだけでなくて、左右の手の三連符のコンビネーションだったので、メトロノーム(BPM=15)から150くらいまできっちりやりきるつもりで練習しました。 木管の練習方法がわからなかったので、ドラムやっている時の考え方を使いました。

基礎を反復練習されたのですね。 それから、タイトルにエターナルヌーン、と名付けられたいきさつなどがあれば教えてください。

弾いているうちに出てきた自分のイメージをお話しします。 以前このタイトルと共に聞いていただいた方(中本さん)からは、カチコチ、カチコチと歯車が回っていくような感じだと伺って、ああたしかにそうだなあと思いました。 それに加えて、noonが正午を指して、太陽が真上にある感じです。 イントロの連符が徐々に上がっていってテンションも上がっていって、毎回どこで終わるのこれって少し不安というか変な浮遊感があります(笑) フレーズの終わりのあたりにritがかかって、ここで正午、太陽が頭の上で雲一つない真夏の太陽みたいな感じ。回り真っ白で、やっと一安心して、5練符→ストロークのわかりやすいフレーズになって落ち着く感じです。 こんな感じで大丈夫でしょうか?

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yamauchiさんがイメージしていた空が、5月の東京に現れたそうです。

それでは最後になりましたが、収録を終えて何か伝えたいことがあればお願いします。

お誘いいただいた中本さん、ソロギ、スラムの世界を紹介していただいた知人の皆様、録音を担当していただいたおみさん、ありがとうございます。次は柔らかい音もだせるようになってくるようにギター弾いてまいります。11月から曲を考えて2月まで毎日アコギ漬けだったので、このテンションを保っていけるようたのしんでいきます。

インタビューへのご協力、ありがとうございました。