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à la carte アーティストインタビュー 山本聡 編

ソロギターオムニバスシリーズ第2弾

a la carte ~NGFP2

昨年発表し、好評を博しました Next Generetions Finger Pickers。

プロアマ問わず、全国で活躍している フィンガーピッカー達をご紹介する オムニバスアルバムでした。

2019年、第二弾として発表する このアルバムは、 à la carte (アラカルト) と命名しました。

www.tidemark.shop

第4回は、8曲目に収録されている山本聡さんへのインタビューです。

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ライブでの山本さん

山本さん、よろしくお願いします。 九州では各地のイベントやコンテストでアクティブに活躍されている印象ですね。 音楽経験についてまずはお聞かせいただけますか?

ギターを持ったのは22歳の時でした。 Bon Joviが好きで、そのカバーばかりしていました。 鹿児島に来てからはB'zを弾いてましたね。 ライブでは弾き語りもしていました。 インストに入ったのは28歳くらいだった気がします。 奄美大島での勤務を経験してから、作る曲調が変わりました。

ご出身は大阪でしたね?大阪ではどのような音楽生活をされていたのですか?

Bon Joviに憧れていましたので、最初に買ったのはボーカルのJonと同じTAKAMINE PT-209でした。 心斎橋にある三木楽器で買ったのですが、それまでは粗大ゴミ行きのボロボロのアコギだったので、Fは根性論なんだと思っていて、PT-209を試奏させて貰った時は、その押さえやすさにビックリしたのを今でも覚えています。

主にハードロックを聴かれていて、ソロギタースタイルになったのは何かきっかけがあったんですか?

鹿児島に来て、「痛快えみチャンネル」を見ていたら、押尾さんが出ていて、2枚目のアルバムの宣伝だったのですが、そこで見た演奏に衝撃を受けました。 すぐに弾いてみたのですが、同じ押さえ方をしているのに、全く音が違い、その時に「チューニングが違うのか⁉️」となりました。

当時はBon Joviの旧ギタリストであるリッチー・サンボラのエレキパートをアコギで弾いていましたが、やはりスタンダードチューニングでしたので、初めて楽譜を買った時にDADGADチューニングには驚きしかありませんでした。 また、当時、鹿児島では押尾さんはまだまだ知名度が低く、島村楽器の店員さんですら、ボクに演奏方法やチューニング、ピックアップのことを聞く時代でした。

今回収録された曲にも、押尾さんの影響を感じますね。

そうですね、チューニングに関しては、5弦からの開放がGmになっていて、マイナーのオープンチューニングで曲を作ってみたかったんです。

山本さんは普段は軽音楽部の顧問をされているそうですが、軽音楽部ではどんな先生なのですか?

実は転勤で今は弓道部の顧問なのですが(笑)前任校では軽音楽部の顧問でした。 放課後は職員室か音楽室のどちらかにいて、鍵盤以外は一応できるので、毎日のように演奏を教えていました。 また、ボクは音楽室の一番後ろの席が「指定席」だったので、自分の演奏の練習もしてました。 新曲ができると、まず最初に聞いていたのが部員でした。

ご自身の練習方法や、部員さんへの指導などはどのような手法をとられているのですか?

自分の練習については、誰かのサポートは別として、今はアレンジをするか、オリジナルを作るかに絞られています。 アレンジについては、ラジオから流れて来た曲を選ぶことが多い気がします。 部員への指導については、みんな楽器未経験者なので、特に弦楽器については、見ながら練習できる「教科書」を作っていました。 「読んで」理解するのは、初心者には難しいので、「見て」分かるものを作っていました。 基礎練習を徹底していたので、コードに行くまでとても時間をかけていました。 でも、その方法が実際に曲の練習をし始めた時に活きて来ますし、同じようにやって来た先輩たちがガンガン弾いてるのを見て、みんな必死にやってました。

コードに行くまで! 具体的にはそれまでに何を習得させようとする試みなのでしょうか?

手首の位置を確認しながら、左手の指をしっかり立てて別々に動かすのが最初です。 それを各弦、各フレットでできるようにします。 最初は4フレットの幅で横移動を基本として、それができるようになれば、6弦から3弦までの各弦をルートにした1オクターブの練習をしてました。 最初は各課題においてダウンピッキングのみでさせて、それができたらオルタネイトでさせるという具合です。 あと、運指練習ができるようになれば、10パターンのリズム練習をさせていました。

地道で退屈な基礎練習も、部活動だから仲間がいるからできるのでしょうね。 それでは、最後に皆さんにメッセージをお願いします。

鹿児島ではインストギタリストの活躍の場が少なく、知名度も低いので、まずは色んな所で演奏しながら、広める活動を続けていきます。 また、ボクの演奏を見たのがきっかけでギターを始めて貰えるように、もっと上達したいと思います。

インタビューへのご協力、ありがとうございました。