PASのブログ

PASの中の人が書く雑記ブログです。

プロとアマチュアの違い

僕は楽器の機材を設計して、製造して、販売することを仕事としています。 同じような仕事をしている仲間もいますし、ミュージシャン、金属加工、印刷屋さん、その他たくさんのプロを見ています。

SNSなどで「あれはプロではない」という揶揄を目にするようになって、プロとはなにか、アマチュアとは何かを考えるようになりました。

今日はこのお話です。

メジャーかどうかは関係ない

「〇〇さんはメジャーデビューしたからプロだけど、■■さんはインディーズだからプロではない」 「△△君は上場企業だけど、××さんは中小だから一段落ちる」 という根拠がよくわからない揶揄を目にします。

バッサリ書くと、「食えてたら職業として成り立ってない?」と思うんです。 なんなら食えてなくても食おうとしてたら成り立ってない?くらいの勢いです。

ちょっと異次元な例えですが、「みかん」を例に使います。 オレンジです。

ミカンはミカンとして美味しかったら商品としてのミカンの価値があります。 それが伊勢丹で売られてても、路上販売で売られてても、ミカンはミカンとして美味しければ、ミカンなんです。 あたりまえ。

ブランドが無いとミカンではない、という人たちがいるのか? おそらくいたとしてもかなり少数派なはずです。

ミカンがミカンたらんとして頑張ってれば、どこで売られててもミカンなのです。 プロも同じ←

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デパ地下でも無人販売でもミカンはミカン

継続的に稼いでいるかそうでないか

一番の違いは、その作業でお金をもらっているか、いないかだと考えます。

例として清掃作業員を挙げます。 清掃は誰にでもできる作業ですが、「それでお金を頂く」となると、誰にでもできることではなくなります。 専門的な分解清掃などではなくて、仮に窓拭きがその人の作業だとします。 窓に洗剤をつけてこするだけ、といえば確かにそうです。 ですが、一定以上のクオリティで、時間内に終わらせなければ、やがてその清掃会社に依頼が来なくなり、クビになります。 依頼が来ても生産性が低かったら会社が儲からなくなり、やっぱりクビになります。

したがってここでのプロの定義は「時間内にやり残しなく作業すること」です。 ※清掃作業員さんを揶揄する意図はありません。

一回目の仕事は比較的簡単に頂けますが、二度目はクオリティを評価されて、認められた場合のみリピートします。 つまり「何を求められているか」が一番大切なポイントです。 ニーズに応えて、仕事をもらい続けるのがプロです。 f:id:pas_fx:20190519223159j:plain

継続的に勉強しているかそうでないか

世の中の流れは速いです。 3年も経つと、知識は陳腐化します。 プログラマとか、回路の設計とか、デザインなど、時代の流れや技術の進歩が速い分野だとなおさらなんですが、そうではない分野も似たようなものです。

ここで、中間管理職はどうなのか?という意見が出るかと思いますが、彼らは管理するのが仕事ですので、直接的に技術を学ぶ必要はないのです。 その代わり、管理職にもトレンドがあります。それを追うわけですから、勉強は永遠に続きますね。

延々と学べるかどうかが、プロの資質であると考えます。

まとめ

いわゆるまとめサイトではプロになるための16の条件、とかめっちゃ条件が多いんですが、僕なりに考えるとたったこの3つになります。

とにかく食えるように勉強しまくって何とか生きていこうぜ、とだけ言いたかった今回の記事。 雑記カテゴリはこんなクオリティでやりますので暇な人はご覧ください。