PASのブログ

PASの中の人が書く雑記ブログです。

コロナウイルスの検査を受けた話

はじめに

2020年初頭頃から世界を席巻している新型コロナウイルス

情報が錯綜していますし、全貌が見えず不安な日々を送っておられる方も多いかと思います。

諸々あり、3/23にコロナウイルスの検査を受けてまいりましたので、その経緯と結果を明らかにすることで、皆さんの不安を少しでも解消できればと思いましたので、記事にいたします。

その前に現状把握

伝聞では正確性に欠けますので、主に公的機関、新聞社などのリンクをまとめておきます。

国内での感染者数と、病床数の一覧

www.stopcovid19.jp

都道府県別感染者数の推移

toyokeizai.net

世界マップ

vdata.nikkei.com

コロナウイルスの検査を受けさせてもらえるようになるまで

最初に書いておきますが、各担当さんの瑕疵や認識不足を責める意図はありません。
初めての経験でも有り、すべての人にとって慣れない作業であるわけです。
保健所は衛生のプロとは言え、土日も交代で出勤し対応に尽力されるなど頭が下がります。

最初に(自分の所在地を管轄する)有明保健所に電話をしたのが2/10くらいのことでした。

この段階で、中国では春節休暇を延長する措置が取られており、その休暇が解除になった時期です。
部品や基板など当店では一部を中国から輸入しておりますので、その貨物が届き始めた時期です。
WHOは当時「貨物に仮に新型コロナウイルスが付着していたとしても48時間以上生きていることはないので安心」と発表していましたが、一部情報で9日間生きていた例があるとされたためでした。
注:現在でも日本の保健所の見解は「貨物に仮に新型コロナウイルスが付着していたとしても48時間以上生きていることはないので安心」ということらしいです。

この時はしつこく渡航歴を聞かれましたがこの期間中国への渡航歴は僕には有りませんので、「無い」と答えると、ならば検査の必要はない、ということでした。

二度目に有明保健所に電話をかけたのは、3/21のことでした。
その間、海外から来た人と交流したこと、3/17くらいから微熱や咳が続いていること、そして海外からの貨物を頻繁に受け取っていることを告げました。
担当の方の反応は「渡航歴はありますか?無いならまず心配いりませんよ。」という感じです。。。
ちょっと不信感が湧きました。というのも、有明保健所は、既にコロナ陽性の人が発生しており、その人に対しても数回あしらい検査をしなかったという実績があるためです。

僕「渡航渡航歴とおっしゃいますが、渡航歴がないのに陽性になった人は一人もいないのですか?たしかに僕の周りには、陽性と判明した人はいないですけど、知り合い全員が検査をしたわけでもないし、現にこうして、4日以上の微熱、咳、だるさ、頭痛、悪寒が続いています。このまま僕は普通に生活をして、自主的に9日間なり14日間自主隔離をすればいいのですか?」
担当「そうは言っていません。渡航歴がないと直ちに検査はしないので、かかりつけ医なり、近所の内科に行って、検査の必要有りと医師が判断すれば検査します。」
僕「ということは、僕が仮に感染していたとしたら、その病院は閉鎖して消毒することになるけど、それでもそうしろということですね?」

このあたりで埒が明かないので上司に代わっていただきました。

上司「お電話代わりました。」
僕「渡航歴がないと直ちに検査ができないというお話を聞きました。直ちに検査ができない時はかかりつけ医なり近所の内科に行って、医師が検査の必要性有り、と判断すれば検査できるという認識でいいのですね?」
上司「そうなります。」
僕「例えば今日この近所で行くとしたらどの病院に行くべきですか?」
上司「把握していませんが、明日(日曜)ならば休日当番医は○○医院ですのでそこに行ってください。」
僕「あのー。。この病気は進行が早いと聞いていますし、時間帯ごとにどの病院に行くべきかとか把握されていないのですか?」
上司「把握していないです。。。」
僕「そもそも休日当番医のその先生は、今回の対応について熟知されて、きちんと判断できる方なのですか?」
上司「はい、医師会にちゃんと対応するようにお願いしていますのでそこは大丈夫です。」
僕「医師会はどのように各医院に伝えて、それをどの程度の認識で先生は理解されているか確認されましたか?」
上司「確かに。。。そこまではやってないです。。」
僕「その医院はコロナ診断用に隔離とかされていますか?」
上司「把握していないです。。。」

この段階では僕は既にかなりやばい状態なのだなと感じていました。体制が。

僕「容態が急変でもしないならば月曜まで寝てますので、月曜に多少遠くなってもいいので、ちゃんと理解されている病院に行かせてください。それと、どういうフローで問い合わせに回答されているのか、公開していい指示書とかあれば見たいんですが。。」

ということで、その指示書をFAXして頂きました。 f:id:pas_fx:20200326001702p:plain

指示書はかかりつけ医などには電話で予約をさせることが明記されておりここで疑問の一つであった「かかりつけ医に突然行って汚染させる恐れがあること」は解決されていましたが、やはり、海外渡航歴や、渡航歴があることとの濃厚接触が、検査の要件であることは間違いないようです。

つまり現段階(の政府方針)では、こうなります。
保健所は、海外渡航歴があるか、渡航歴がある人または既に陽性判定が出た人との濃厚接触をしたか、この2つ以外はかかりつけ医に診断させる。
かかりつけ医に行くときは「コロナの可能性があるので診断してほしい」と事前に電話を入れる。  

ではつづきを。

翌々日のこと。

上司「検討しましたが、やはりあちこちと適当に病院を探して行ってくれというのも問題がありますので、こちらで病院を探して連絡します。」
上司「○○病院に行ってください。車で行って、中に入らずに駐車場から電話をしてください。」

実に咳き込みながら述べ2時間ほどの電話をして、このような回答を得たのでした。

病院でのこと

そうして病院に連絡することに。
看護部長「いいですか?車のまま、〇〇の駐車場に来てください。」
ビニール手袋をした看護師さん登場。
看護師(多分看護部長)「この袋(ジップロック)に保険証を入れてください。」 そして導かれ、救急入り口へ。。。
入るとそこは、通路の一部をカーテンとパーティションで仕切り、目張りがされた密室にパイプ椅子が一つ。 看護師「この椅子に座ってお待ち下さい。」

その後、感染防護服を着たドクターと、ビニールエプロン、ビニールの帽子、手袋をした看護師さんが登場。

検査自体は、インフルエンザでよくあるタイプの、鼻の奥に長い綿棒を突っ込むものでした。

看護師「料金が発生しますが現状では会計に入れられないので、後日支払いにお越しください。」
ちなみに自己負担は860円でした。

結果の告知

更にその翌日、夕方に検査の結果が出るということでした。 現段階では熊本県の場合、宇土市にあるセンターで一括で検査するということで、各所から検体を集めて検査するため、丸1日程度時間がかかるようです。

上司「結果が出ました。陰性でした。ご安心ください。」
僕「それでは、今日から外に出て買い物など一般生活をしてもいいのですか?」 上司「はい、基本的にはそれで構いませんが、100%では有りません。ご自身が、罹患しているかもしれないという認識を持って、出来るだけあちこちと動き回らないことをおすすめします。」

これが全てです。

おわりに

今回の件で僕は陰性という結果を得ましたが学んだことや考えさせられたことが有りました。

・普通の風邪でもかなり精神的に追い込まれる。 ・現段階では渡航歴などが無いと積極的に検査はしてもらえない。 ・すべての病院に対応や危機感が浸透しているわけではない。 ・保健所についても、まだ対応経験が浅く、満足に対応できない担当者も存在している。 ・認識が浸透している病院は完璧に対応出来る体制が既に取られている。

イタリアなどでは、無症状、軽症の陽性患者が拡散させてしまった例が報告されています。
全ての人が検査を受けられる状態でもないですし、受けることでのデメリットも報告されていますが、いざご自身が陽性かもしれないと思われたときに、このレポートが役に立つかもしれないと思いまとめてみましたので、ご活用頂ければ幸いです。