PASのブログ

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アナマル⑥ リレーを使おう

さて、前回までの記事にて、1つのモーメンタリスイッチで、1つのLEDを点灯、消灯させるスケッチが出来ました。

ではハードの説明に移ります!

リレーの使い方

前回までに簡単にリレーの使い方を紹介しましたが、今回は詳しく書きます。

リレーを下から見るとこういうピンアサインになっています。

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1と16番ピンがコイル(電磁石)で、4.6.8と13.11.9がスイッチです。

4.6.8で説明すると、コイルに電圧をかけていないときは6と4が繋がり、電圧をかけると4と8が繋がります。
こちらの記事でご紹介したアサインが間違っておりましたのでご確認お願いします。元記事は既に修正済みです。

これをもとに、先程のトゥルーバイパスを作ってあげれば良いわけです。

僕が使っているCADの関係でトップ(真上)からみて、かつピン番号も変わりますが以降はこれで見ていきます。 f:id:pas_fx:20200604230759p:plain

回路図を書いてみます。

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1回路分のリレー回路

トゥルーバイバス部分は通常のフットスイッチからエフェクター基板に接続する場合と同じです。
リレー部分が新知識となるかもしれませんね。

リレーの1番と8番(極性はありません。)に、電圧をかけるとスイッチがON,OFFします。 ついでにリレーに与える電圧を利用してLEDを光らせます。
こうすることで、Arduinoのピンを節約できますし、リレーの動作確認にもなりますので今回はこの方法を採用します。
R1の抵抗は好みですが、5Vですので大体1kオームで丁度いいです。(LEDのVfにもよりますがおよそ1mA-3mA消費する計算。)
D1のダイオードは、リレーのコイルが起こす逆起電力による損傷を防止するためのものです。 1N4001や、1N914など、整流用やスイッチングなどでしたら、何でも構わないです。

リレーは今回、Arduinoの電圧に合わせて、5V用を使います。
※現段階ではArduinoに直接接続しないでください。リレーの消費電流の関係で故障することがあります。

リレードライブ回路

先程のリレー回路はArduinoに直接接続すべきではありません。
電流面で大きいためです。
今回使用するリレーは5Vで、22.9mA必要です。
加えてLEDの消費分もありますので、1回路あたり30mAと概算します。

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対してArduino UNOはこうです。

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リレー数個でしたらギリギリセーフですが、今回設計するスイッチャーは、4回路ですのでリレーは最低4個です。
その為、リレードライブ回路を経由してリレーとArduinoを接続することにします。

今回は最も単純なPNPトランジスタを使った回路を採用します。

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エミッタに5Vを接続し、コレクタとグランドの間に先程のリレー回路を接続します。
そしてベースをArduinoのピンに繋ぎます。

この回路はPNPトランジスタ1個で出来ますが、出力が反転します。
その為、LEDを点灯させたときと論理が反転しますのでピン=0 の時にリレーが働きますので注意しましょう。

他にもリレー回路、で検索すると色んな方法が出てくるかと思いますのでお試しください。